クチトンネル体験 ホーチミン夏休み家族旅行 7 [2019.08 Ho Chi Minh VN]
熊太郎のイメージするベトナムとは、ズバリそれはベトナム戦争である。
ベトナム戦争終結からかれこれ45年。45年って日本で例えれば昭和20年に太平洋戦争が終わって45年後って1990年だからね。そりゃ遠い記憶になっているはず。さらにこの国の平均年齢だいたい30歳。戦争を知らないベトナム人がたくさんいる現代だもの、ベトナム戦争の戦跡を見たい日本人なんて特異なのかも知れない。
そんなロートル熊太郎であるが、やっぱりイメージはベトナム戦争なのです。
しかし熊太郎が小学校に入る前に終戦になったのでリアルに体験しているわけではない。
熊太郎とベトナム戦争。
小学校の国語の授業かなにかで「ベトナムのダーチャン」というベトナム戦争の悲惨さを描いた本を先生が読んでくれたのが最初のベトナム戦争に関する記憶ではないかと思う。
その後タミヤ1/35スケールのリモコン戦車のプラモを作りまくっていた小学校高学年にパットン戦車やM113兵員輸送車などの米軍兵器の数々を知ったわけです。(でもパットンを購入した記憶ないけど)
一番強烈な印象だったのは「NAM」ってタイトルのベトナム戦争写真集を中学校の図書室で見た時かな。呑気にガンプラやら戦車プラモを作っていた時代、あー戦争ってヤだなと図書室で思ってた。
そんな熊太郎、ベトナムに行ったらベトナム戦跡みたいなところに行ってみたいとかねてから思っていた。出張のついででは行くこともできないしね。
と言うことで家族の希望とか関係なく、熊太郎が勝手に決めたこの訪問でありました。
これが施設のエントランス
手前に地図があります。見学コースがちゃんと整備されていました。
道路の下をくぐって敷地内に潜入であります
まず案内されたのはこの藁葺き的な屋根の建物。
中はスクール形式の椅子
前方には駄菓子屋店前の10円ゲームのような趣の模型。穴の模型を見ると穴の中は迷路のようになっていて、道を間違えるとトラップ(→死)が待ち受けている。
ここでいかに南ベトナム解放戦線がすごかったかという映像を見せられる。
映像学習終了後、いよいよ探検開始。この穴、トンネルの入り口
かなーり小さい
みんな入って記念撮影。
ちょっと枯葉でも撒いておけば気づかないね。
これは爆撃でできた穴だそうだよ
この穴、トンネルの空気穴なんだって。アメリカ軍の軍用犬がわかんないように、米軍兵士からグッズを入手(戦死者から?)し、この辺りに置いて軍用犬がわかんないようにしていたらしい。(味方の匂いでカモフラージュ)
このくぼみ、塹壕の跡
罠の展示
トラップに引っかかると、串刺しです。
南ベトナム解放戦線の兵士が休憩中。
履いているサンダル、ベトコンサンダルと言って車のタイヤを加工して作ったもの。
M41軽戦車の残骸。軽戦車って言うけど結構大きいね。
76mm砲の砲身にはいくつかの銃撃の跡が。
お次はライフル実射体験。これは有料で10発60万ドン(3千円)。熊太郎の息子がどうしてもやってみたいと言うことで、父子で5発ずつ撃ってみた。
下は薬莢だらけです。
結構肩に衝撃来るんだね。的になんか当たるはずもありません。M16ライフル(米軍)とAK47(ソ連のライフル、カラシニコフです)から選べる。
当時の兵器類も展示されています
そしてメインイベント、ベトコンの掘った200kmにも及ぶトンネルの中へ。
施設のガイドさんが先導してくれる
これがトンネルの中。全高は低く絶対立てない。しゃがんで肩が両サイドの変色しているところに当たるくらいです。奥に行けば行くほど狭くなる。熊太郎家は熊太郎と息子の2名が潜入。女性陣はパスでした。熊太郎父子の平均身長185cm。潜入するにはいささか大きすぎます。
最後の方はヘトヘトでした。ちなみに潜入距離は希望によって選べます。熊太郎は最短距離を選択(ヘタレです)しかしこのトンネルを手掘りで作ったって言うからすごいね。
米軍が落とした不発弾で兵器作るの人形。廃物利用、すごいね。
これはトラップの中にある仕掛け。針に返しが付いているところが痛々しい。
様々トラップの展示、どれも罠にかかったら串刺しだよ。。
最後はベトコン兵士の主食キャッサバの試食。今を時めくタピオカの原料。
塩つけると結構イケるけど、毎日これだと飽きるね。
キャッサバの全体はこんな感じです。
ゲリラ戦を戦い抜いたベトコンの生活が垣間見れた訪問でした。このとき11時過ぎ。
ベトナム戦争終結からかれこれ45年。45年って日本で例えれば昭和20年に太平洋戦争が終わって45年後って1990年だからね。そりゃ遠い記憶になっているはず。さらにこの国の平均年齢だいたい30歳。戦争を知らないベトナム人がたくさんいる現代だもの、ベトナム戦争の戦跡を見たい日本人なんて特異なのかも知れない。
そんなロートル熊太郎であるが、やっぱりイメージはベトナム戦争なのです。
しかし熊太郎が小学校に入る前に終戦になったのでリアルに体験しているわけではない。
熊太郎とベトナム戦争。
小学校の国語の授業かなにかで「ベトナムのダーチャン」というベトナム戦争の悲惨さを描いた本を先生が読んでくれたのが最初のベトナム戦争に関する記憶ではないかと思う。
その後タミヤ1/35スケールのリモコン戦車のプラモを作りまくっていた小学校高学年にパットン戦車やM113兵員輸送車などの米軍兵器の数々を知ったわけです。(でもパットンを購入した記憶ないけど)
一番強烈な印象だったのは「NAM」ってタイトルのベトナム戦争写真集を中学校の図書室で見た時かな。呑気にガンプラやら戦車プラモを作っていた時代、あー戦争ってヤだなと図書室で思ってた。
そんな熊太郎、ベトナムに行ったらベトナム戦跡みたいなところに行ってみたいとかねてから思っていた。出張のついででは行くこともできないしね。
と言うことで家族の希望とか関係なく、熊太郎が勝手に決めたこの訪問でありました。
これが施設のエントランス
手前に地図があります。見学コースがちゃんと整備されていました。
道路の下をくぐって敷地内に潜入であります
まず案内されたのはこの藁葺き的な屋根の建物。
中はスクール形式の椅子
前方には駄菓子屋店前の10円ゲームのような趣の模型。穴の模型を見ると穴の中は迷路のようになっていて、道を間違えるとトラップ(→死)が待ち受けている。
ここでいかに南ベトナム解放戦線がすごかったかという映像を見せられる。
映像学習終了後、いよいよ探検開始。この穴、トンネルの入り口
かなーり小さい
みんな入って記念撮影。
ちょっと枯葉でも撒いておけば気づかないね。
これは爆撃でできた穴だそうだよ
この穴、トンネルの空気穴なんだって。アメリカ軍の軍用犬がわかんないように、米軍兵士からグッズを入手(戦死者から?)し、この辺りに置いて軍用犬がわかんないようにしていたらしい。(味方の匂いでカモフラージュ)
このくぼみ、塹壕の跡
罠の展示
トラップに引っかかると、串刺しです。
南ベトナム解放戦線の兵士が休憩中。
履いているサンダル、ベトコンサンダルと言って車のタイヤを加工して作ったもの。
M41軽戦車の残骸。軽戦車って言うけど結構大きいね。
76mm砲の砲身にはいくつかの銃撃の跡が。
お次はライフル実射体験。これは有料で10発60万ドン(3千円)。熊太郎の息子がどうしてもやってみたいと言うことで、父子で5発ずつ撃ってみた。
下は薬莢だらけです。
結構肩に衝撃来るんだね。的になんか当たるはずもありません。M16ライフル(米軍)とAK47(ソ連のライフル、カラシニコフです)から選べる。
当時の兵器類も展示されています
そしてメインイベント、ベトコンの掘った200kmにも及ぶトンネルの中へ。
施設のガイドさんが先導してくれる
これがトンネルの中。全高は低く絶対立てない。しゃがんで肩が両サイドの変色しているところに当たるくらいです。奥に行けば行くほど狭くなる。熊太郎家は熊太郎と息子の2名が潜入。女性陣はパスでした。熊太郎父子の平均身長185cm。潜入するにはいささか大きすぎます。
最後の方はヘトヘトでした。ちなみに潜入距離は希望によって選べます。熊太郎は最短距離を選択(ヘタレです)しかしこのトンネルを手掘りで作ったって言うからすごいね。
米軍が落とした不発弾で兵器作るの人形。廃物利用、すごいね。
これはトラップの中にある仕掛け。針に返しが付いているところが痛々しい。
様々トラップの展示、どれも罠にかかったら串刺しだよ。。
最後はベトコン兵士の主食キャッサバの試食。今を時めくタピオカの原料。
塩つけると結構イケるけど、毎日これだと飽きるね。
キャッサバの全体はこんな感じです。
ゲリラ戦を戦い抜いたベトコンの生活が垣間見れた訪問でした。このとき11時過ぎ。
こういう施設は、戦争の残酷さを伝えるために必要だと思いますが、平和な時代を生きている子供たちには、もしかしたら逆の影響というか、ゲームの中の世界が目の前にあると勘違いしてしまうかも、とも思いました。
by YAP (2019-09-17 08:03)
YAPさん
確かにYAPさんのコメントにうなずいてしまいます。高一の熊太郎息子、大丈夫かなぁと心配です。サバゲーとか興味ありますからね。
by 熊太郎 (2019-09-17 21:46)