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犯罪に遭遇2 秋のリヴィエラ 5 [2013.11 Riviera IT]

スイスに駐在して2年。大小様々なトラブルを経験してきた。
生活に関するトラブル(大袈裟か)
会社生活に関する苦闘
そして犯罪に遭遇するというトラブル。今回はこの犯罪に関するお話。
まぁ先に結果から申し上げるとなんとかなったのですが。

初めて犯罪に遭遇したのは2012年12月。パリ家族旅行における地下鉄スリ事件(ただし、未遂に終わり被害なし)
詳しくはこちらを読んでくださいな。

そして2回目がこのイタリア旅である。

どんな犯罪に遭ったか?それはカードのスキミングである。

ホテルのチェックイン時、カードを提示したら、宿のお兄さんに「このカードは使えないよ」と言われる。
2〜3度ほど試したがダメ。しようがないので、サブのカードであるCredit SuisseのAMEXカードで支払う。

その時はスキミングされたなんて全く思わなかった。きっと宿のマシンとの相性の問題だと思っていた。

そしたら翌日、イタリア国鉄で切符買おうとしたらやはりカードが通らず。ちなみにカードはCredit Suisse のVISAカードである。

おかしいと思い、Credit Suisse銀行に電話してみた。そしたら、まさに耳を疑う言葉が携帯電話の向こうから聞こえてきた。(ドイツ語ではなく英語での会話)
「アメリカで3回使われている」
「不審な使用だったのでカードを止めた」
驚きである。何が驚きって、アメリカで使われたのもそうだが、不審な使用と判断してカードが自動的に止まったことである。すごいな銀行のシステムって。

後で判明したことだが、行ったことがないアトランタ近郊のWAL-MARTで3回、トータル約200$使われていた。

どこでスキミングされた???
最後に使用したのは、ミラノ中央駅のチケットマシーンである。まさかあのマシーンに何者かがスキミングの装置を組み込んだのか?==>ミラノのチケットマシーンはこちら
ミラノだけに怪しいところだが、実際のところはわからない。

この頃、会社が貸与しているコーポレートカード(これもCredit Suisse)がスキミングされた。熊太郎のもそうだったし、同僚数人も同時期だった。

そうなると、個別の使用時より、Credit Suisseからデータを奪ったのではないか?という感じもする。

まぁスキミングされてしまった後ではどうしようもない。

サブのカードとしてAMEXのカードを持ってきて本当に助かった。ただ、欧州でAMEXは些か心許ないが(JCBよりマシか!?)
また、日本人だけに現金を持っていたのでそんな危機感もなかった。

不正使用分は手続きをすれば戻って来る。ただスイスに戻ってからの返金手続きの書類書くのが面倒だった。

旅にはカードを複数枚持って行くことを熊太郎はおすすめします。

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朝7時前のホテルからの見るマナローラの村。


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コメント 2

YAP

こういう話を聞くと、ほんとに怖いなあと思います。
幸いにも、私はまだ遭遇したことはありません。
身体的危害の及ぶ犯罪じゃなかったのは、不幸中の幸いだったのではないでしょうか。
by YAP (2015-08-19 08:08) 

熊太郎

YAPさん
犯罪に備えるのは重要ですが、どんなに防備していてもヤられる時はヤられると思います。こればっかりは運ですね。

私の周囲で怪我を負った人はいませんでしたが、荷物の置き引き(チューリッヒ空港)、強奪(ブリュッセル)に遭った人がいました。

by 熊太郎 (2015-08-22 09:09) 

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